スポンサーサイト
上記の広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。
新しい記事を書く事で広告が消せます。
-------- (--) | 記事URL | スポンサー広告 | 
Taylor Hawkins interview
Taylor Hawkins

テイラー・ホーキンス

FOO FIGHTERSのテイラー・ホーキンス、デニス・ウィルソンとの絆について語る

by Simon Cosyns Published: 19 Jun 2008 rigTeaserImage

デニス・ウィルソンは本物のビーチ・ボーイだった。
彼は波乗りをし、女の子を追い掛け回し、生き急いで早死にした。
1983年12月28日、39歳の誕生日を迎えた直後、彼は酔って孤独に溺死した。数日後、彼は海に葬られた。
彼はかつて言った。「みんなが海辺や海の上に住まない理由が分からない。汚い町をうろつき回ることに俺は興味ない。だから俺はいつもBEACH BOYであることに誇りを持っている。俺はそのイメージが好きだ。海辺なら、あんたも幸せに生きられるよ。」
長男ブライアンと三男カールに挟まれたウィルソン3兄弟の次男、デニスは野生的で格好いい男だった。
彼の声は兄弟よりもしゃがれていて深みがあったが、音楽の才能は目立たなかった。
彼はドラマーであり、女の子の人気者であり、ブライアンにサーフィンについての曲を書かせ、グループをポピュラーにした張本人だった。
彼は当初は後方に座していたが、1968年には、ブライアンに次ぐ重要なBBのソングライターとなった。
その頃より、彼の生活はだんだん乱れていった。彼は5回結婚し(うちカレン・ラムと2回)、カルト教祖のチャールズ・マンソンと知り合い、酒とドラッグに溺れていった。
しかし、天才と呼ばれた兄を差し置いて、BBで最も早くソロ・アルバムを発表したのはデニスであった。彼は最も好きな楽器であるピアノで作曲をした。
メンバーのソロ・アルバムの中では最高傑作と評され、"PET SOUNDS"や"SMiLE"とも並び称される"PACIFIC OCEAN BLUE"(以下"POB")は1977年にリリースされた。"River Song"の強いうねりで始まり、"What’s Wrong"のリズムによる干満を経て、荘厳な"Moonshine"、愛情溢れる"Thoughts Of You"、涙ぐましい"Farewell My Friend"と続き、雄大な"End Of The Show"で幕を閉じる。
"POB"は結局、デニスの唯一公式発表されたアルバムとなり、続く"BAMBU"収録予定の楽曲は、完全なアルバムとして発表されることはなかった。
"POB"は長年廃盤となっており、真の失われた古典として伝説化していた。コレクターはそれを捜し求め、見つけられた少数の者に至福の喜びをもたらした。
今やついに、そのアルバムはその価値に値する扱いを受けて、愛情深くリマスターされ、リイシューされる。
2枚組のCDには、オリジナル・アルバムと、すべての"BAMBU"収録予定曲を含む未発表曲の多くが収録されている。
最も優れた未完成曲の1つは"Holy Man"で、静穏なインストゥルメンタル曲として残されていた。
これに、デニスの親友でソングライティング・パートナーであったグレッグ・ジャコブセンが新たな詞をつけ、FOO FIGHTERSのドラマー、テイラー・ホーキンスがオリジナル・トラックに乗せて、違和感なく、感動的に、美しく歌い、新生"Holy Man"はデニスへの敬意として収録された。

共にドラマーであり、歌も作曲もこなすということで、デニスと特別な絆が感じられるテイラー・ホーキンスにインタヴューしてみた。

―どうやってこのヴォーカルをレコーディングする機会を得たのですか?

TH:8年か9年前に付き合っていた、僕の古いガールフレンドの親父さん(グレッグ・ジャコブセン)がデニスの親友の1人で、共作者だったからなんだ。

―初めて"POB"を聴いたのはいつですか?

TH:ガキの頃だね。"Surfin’ USA", "Good Vibrations", "God Only Knows"とか有名なBBの曲は知ってたよ。それから、グレッグに会ったときに、"POB"を聴かせてもらって気に入ったんだ。とても生々しくてソウルフルだった。駄曲がなかった。感情がむき出しで、まるでテープに血が乗っているんじゃないかと思った。

―自分では買ったのですか?

TH:入手は難しかったけど、3枚買った。1枚を ロジャー・テイラー(QUEENのドラマー)にあげた。僕は2年ほど彼の追っかけをやって、ようやく知り合えたんだ!

―それで、 いつ頃"Holy Man"を歌うという話があったのですか?

TH:グレッグが電話してきて、「私たちはやるぞ! やるぞ!私たちは制作費をもらったから、何だってやれるぞ! 私は君に、このデニスにとって重要な未完成曲のヴォーカルを入れてもらいたいんだ」と言ってきたんだ。

―何でデニスは歌わなかったのでしょう?

TH:僕はこう思う。彼らは詞を書いてみたけど、気に入らなかったんじゃないかな。デニスはヴォーカルを入れたけど、自分で消したんだろう。「こんなクズ消してやる!」って言ってね。彼は大人物だったし、彼の考えることは誰も理解できなかっただろう。

―デニスの代役を務めることはどう思いましたか?

TH:ちょっと緊張したね。僕はこの役目にふさわしいのだろうか? てね。この曲はとても神聖なんだ。僕は彼の芸術作品に傷をつけたくなかった。

―あなた自身のヴァージョンを聴いてどう思いましたか?

TH:ヴォーカル入れの時は、そそくさとスタジオから走り出て、2、3日は聴きたくないなと考えていた。僕はいつもエンジニアに、「僕はシンガーじゃないから、僕をシンガーとして見ないでくれ」 と言っていた。けれども、友人や居合わせた人々からは、とてもいい反応が返ってきたんだ。

―FOO FIOGHTERSの仲間、デイヴ・グロールはどう思ってるのでしょう?

TH:奴も気に入ってるよ。美しい曲だと思ってくれている。でも奴は"POB"を聴いたことないだろうな。 奴に何かを落ち着いて聴かせるのは大変だよ。奴はとてもせわしい奴で、いつも家族と行動したり、物事にふけったりしてるんだ。

―デニスとの共通点を感じますか?

TH:ああ。あの人もドラマーだったね。あの人は海辺育ちで、グレッグはいつも、僕とデニスは似た声をしていると言ってた。だみ声でしゃがれ声で、(ルチアーノ・)パヴァロッティとは程遠い声だな、ってね。

―"Holy Man"についてはどう思いますか?

TH:デニスのピアノが素晴らしい。もし僕の歌を聴きたくなけりゃ、インスト・ヴァージョンを聴きゃいいのさ(爆笑) だから僕はデニスと"POB"が大好きだ。あの人の伝説に憧れるね。

―彼をどんな人だったと思いますか?

TH:あの人はあの兄弟に挟まれて、とんでもなく不安定な人だったと思う。1人が天使の歌声を持つカールで、もう1人が狂気の天才ブライアン。でもデニスは唯一サーフィンができた、本物のBEACH BOYだったんだ。

―それでデニスが精神的なリーダーだったと?

TH:ある意味そうだね。あの人たちの父親は厳格で、デニスは父親にひどい扱いをされたことは誰でも知ってるよね。デニスは音楽の才能がないと思われてたんだ。 けれども、敬意を持って言うけど、他の兄弟もそうであったように、デニスは最高の音楽を残したんだ。このことは間違いない。

―彼のBBでの曲はどう思いますか?

TH:デニスの初めて本格的に書いた曲は、"FRIENDS"収録の"Little Bird"だね。きれいな曲だし、あの人の歌声が好きだ。年を経るにしたがってだんだんしゃがれ声になってくんだよね。バーで喉を殴られたからだと思っている人もいるけど、僕は知らない。酒とドラッグやなんかであんな声になったんだと思うけど、トム・ウェイツみたいだよね。

―"POB"ではどの曲が好きですか?

TH:"End Of The Show"だな。バラッド好きなんだ。"Thoughts Of You"は泣けるね。

―インタヴューを受けてくれてありがとうございました。

TH:僕も君があのアルバムを気に入ってくれて嬉しい。僕らはFOO FIGHTERSのファン・クラブを始めるつもりだよ。

スポンサーサイト
2008-06-25 (Wed) | 記事URL | Dennis Wilson | COM(0) | TB(0) | 
Back | Top Page | Next
COMMENTS
top ▲
POST A COMMENT















管理者にだけ表示を許可する

top ▲
TRACK BACKS


FC2ブログユーザー専用トラックバックURLはこちら
top ▲
| Top Page |
上記広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。新しい記事を書くことで広告を消せます。