スポンサーサイト
上記の広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。
新しい記事を書く事で広告が消せます。
-------- (--) | 記事URL | スポンサー広告 | 
『ビーチ・ボーイズとカリフォルニア文化』(“The Nearest Faraway Place”日本語版)刊行される
ビーチ・ボーイズとカリフォルニア文化
米“Billboard”誌の編集長であったティモシー・ホワイトが著し、1996年にHenry Holt & Co より刊行された大著“The Nearest Faraway Place”の国内版『ビーチ・ボーイズとカリフォルニア文化』が、15年を経た2011年12月16日、P-Vine Booksより刊行された。税込3,360円。
以下、P-Vine Booksの紹介文を転載する。

******************************

解説:海野弘
用語注釈:ジミー益子

デビュー50周年記念出版。

彼らの音楽はどこから来たのか?

20世紀のアメリカ西海岸の発展史と、
大衆音楽と若者文化について。
数世代にわたるウィルソン一家の歩みと、
LAカルチャー・シーンを通して、
ティモシー・ホワイトが書き下ろした名著!

ロサンゼルスのレコード産業発展史としても一級の資料。
ブライアン・ウィルソンはもちろん、エンターティンメント業界の重鎮たちから、
西海岸の音楽シーンを盛り上げてきたアーティストやラジオDJ、
マイナー音楽家たちに取材し、サーフロックからサイケへと、
激動のアメリカ文化史を追って詳述した本。

証言者:ビーチ・ボーイズ、ウィルソン・ファミリー、ディック・デイル、ディーン・トーレンス、ライ・クーダー、サイモン・ワロンカー(リバティ・レコード)、ジョー・スミス(キャピトル)、モー・オースティン(ワーナー=リプリーズ)、レニー・ワロンカー(リバティ、ワーナー=リプリーズ)、ハーブ・アルパート&ジェリー・モス(A&Mレコード)、シーモア・スタイン(サイアー・レコード)、ランディ・ニューマン、ヴァン・ダイク・パークス、ラス・タイトルマン、アンディ・ペイリー、ジョニ・ミッチェル、ボニー・レイット、ローウェル・ジョージ、ジェリー・ガルシア、ボブ・ウェアー、ジェイムス・テイラー、ドン・ヘンリー、エド“ビッグ・ダディ”ロス、ポール・ウィリアムス、デヴィッド・リーフ、ロジャー・マッギン、ウエスタン・レコーダーズ、ゴールド・スター・レコーディング・スタジオ、ワーナー・ブラザーズ・スタジオ関係者、サーファー誌のジョン・セバーソン、スティーヴ・ペッツマン、スティーヴ・ホーク、ラリー・ゴードン、デューイ・ウェバー、ホットロッド誌のリー・ケリー、デボラ・ベイリーなど。

<本書に登場する西海岸文化の一部>
サーフィン、ホット・ロッド、スケートボード、ガレージ文化、ミッド・センチュリー・モダン、ビーチ・パーティ映画、テレビドラマ、グーギー、南カリフォルニア建築、エド・ロス、ロウ・ブロウ・アート、カスタム・カルチャー、ピンストライプ、サイケ、ドラッグカルチャー、カリフォルニア移民史など。

<目次>
1章 長い約束の道 Long Promised Road
2章 近くて遠い場所 Nearest Faraway Place
3章 この町を離れて Leaving This Town
4章 水辺に近寄るべからず Don't Go Near The Water
5章 神のみぞ知る God Only Knows
6章 緊急停止 Shut Down
7章 お腹がすいたよ Gettin' Hungry
8章 ドキドキさせて Please Let Me Wonder
9章 太陽の暖かさ The Warmth Of The Sun
10章 君の一日に音楽を Add Some Music To Your Day
11章 心配しないで Don't Worry Baby
12章 カスタム・マシン Custom Machine
13章 ファン・ファン・ファン Fun, Fun, Fun
14章 あちこち回って I Get Around
15章 僕らのカー・クラブ Our Car Club
16章 大人になったとき When I Grow Up (To Be A Man)
17章 世界の目を覚まそう Wake The World
18章 旅立ち Break Away
19章 夜が来て Here Comes The Night
20章 孤独になるとき Time To Get Alone
21章 遅れているね It's Gettin' Late
22章 君を連れ戻すんだ Getcha Back
23章 これも同じ歌だよ That Same Song
24章 なにが悪い? What's Wrong
25章 僕を信じて You Still Believe In Me
カリフォルニア・コーリング―― 後記および謝辞 California Calling
訳者あとがき カリフォルニア・サーガ California Saga
解説 〈ビーチ〉は二十一世紀のキーワード 海野弘
用語解説 ジミー益子
ディスコグラフィー
索引

<著者紹介>
ティモシー・ホワイト(Timothy White)
1952 年生。ジャーナリスト。「クロウダディ!」「ローリング・ストーン」の編集主任を経て、「ビルボード」編集長。エミネムのラップにも登場。2002年没。著書に『ロック伝説』『ボブ・マーリィ キャッチ・ア・ファイア』など。

宮治ひろみ(みやじ ひろみ)
1961 年、新潟県高田生まれ。上智大学文学部新聞学科卒業。英字新聞社を経て翻訳業。主な訳書に『ザ・ビーチ・ボーイズ・ダイアリー』(毎日コミュニケーションズ)。CD関連の翻訳では「スマイル・コレクターズ・ボックス」「ザ・バンド・ボックス」「リヴィング・イン・ザ・マテリアル・ワールド フォトブック」など多数。

******************************

【BBFUNファスト・レヴゅー】*まだ全文をきちんと読んでいないので、後日気づいた点を書きたいと思います。

本著は決してBEACH BOYS初心者や、ましてや全く知らない人向けの本ではない。むしろ、もともとBBのファンであった人々に対し、その音楽の背景や文化についてより見識を深めてもらうべく書かれた本である。
よってBBと直接関係があるの?と感じられる文章も多く散見され、それが一部の原著(英語版)読者の間で批判の的となっていたが、前書きなどで触れられている通り、BBを軸としたカリフォルニア文化紹介本と考えれば合点がいく。BBヒストリー本として読めば全体的に散漫な印象は否めないが、著者の意欲は買いたい。
そして、本著の刊行を実現してくださったブルース・インターアクションズには何よりも感謝したい。
原著掲載の写真は全体の半分ほどしか使われていないが、本著独自の写真が追加されており、特に巻頭に掲載された、エディ・ウガタ氏のS&Hレコード・コレクションの数々には圧倒される。もう少しBEACH BOYS関連レコードの写真を増やしても良いと思うのだが…
なお、P-Vine Booksのサイトには、監修を担当したサーフィン&ホット・ロッド・マニアであるジミー益子氏による特設サイトが設けられており、ここに本著には載せきれなかったデータが補足されている。本著とは直接関連のない趣味的な記述もあるが、これもS&Hマニアは目を通しておくべきである。

スポンサーサイト
2011-12-31 (Sat) | 記事URL | Beach Boys | 
| Top Page |
上記広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。新しい記事を書くことで広告を消せます。